寄せされたお言葉

上映会を通じて頂いたご感想

飯島 聡子 さん 神奈川県横浜市 在住

 新聞で記事を読み、興味があって戸塚から来ました。日本で絶滅したとされるオオカミへの信仰。それが現代にも息づいているという記事内容が魅力的で宮前にも初めて、土橋も初めて、もちろん護符の存在も初めて知りました。でも来た甲斐がありました。

 “わざわざ夜、雨の中ひとりで、乗ったこともない高速を運転し、幼い子ふたりを連れて、もし期待したものでなかったらどうしよう・・・”と不安に思っていたもので・・・(苦笑)。 スミマセン。
 丁寧なひとりひとりへの取材。テーマの太さ、貫き方。ぬくもりのある映像。

 不安な現代社会。モノとお金の情報ばかりがあふれ、大きな道路は次々できてマンションは立ち並ぶけれど、幸せはどこに求めたらいいのか。そんな生活とは全く対極にあるような昔のお百姓の姿。「三峰の神領の誇り」という言葉。オオカミの生と深く結びついて、同じく生きてきた人の姿。お山を信仰の対象とし、枯葉や湧水、その資源すべてに感謝しながら生かされ、生きてきた人間。

 輸入品に囲まれて過ごしている日々では味わうとこの出来ない土に密着して、土地に感謝して信仰していく暮らし。

 「日本人はこうあるべし!」と自分の中の奥深くの魂が叫んでいたような・・・。

 宮前だけでなく、わたしの今住む戸塚でも、いえ日本各地で今、忘れ去られようとしている民俗のかたち。こんな風に素晴らしい映画として残されて撮影されていることは、とても有難いことです。

 でも、完全に途切れてしまった思い出ではない。

 わたしもまた、昔の人の思いに、オオカミの思いに、お年寄りの思いに、お百姓の思いに、わたしの思いを少しでも重ね合わせられるよう、日々を過ごしてみたい。

 8歳の上の子が「楽しかったぁ。勉強になったし。来てよかったよぉ!」と言っていました。私だけでなく、子供達も、そこへつながっていくことができれば。「オオカミの護符」は人間の力でもあったんだなあと思います。お百姓の日々を愛しむ、力。貴重なものをありがとうございました。


       3月19日 初公開上映、宮前市民館大ホール(神奈川県川崎市)
       のアンケートに寄せていただいた感想から

『オオカミの護符』 支援団体

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製作・配給:(株)ささらプロダクション

共同製作:(株)環境テレビトラスト 
     「オオカミの護符」製作委員会

支援 : 文化庁

後援 : 川崎市・川崎市教育委員会

協賛 : セレサ川崎農業協同組合
      土橋町内会
      (有)有劦設計
      (株)サメジマコーポーレーション
      (有)大倉商事

協力 : 宮前区観光協会
      たまフォーラム
      川崎土橋郵便局
      東京急行電鉄株式会社

制作協力: グループ現代
        民族文化映像研究所

撮影協力: 土橋御嶽講中
        馬絹御嶽講中
        寶登神社氏子中

        武蔵御嶽神社
        寶登山神社
        猪狩神社
        三峯神社

        国立歴史民俗博物館
        青梅市郷土博物館
        川崎市立土橋小学校
        たましん地域文化財団
        武州御嶽山御師家
           古文書学術調査団
    (法政大学/青梅市教育委員会)
        宮前平ハイデンス
        コトー宮前平

ス タ ッ フ

監督 : 由井 英

製作 : 小倉 美惠子  小泉修吉

撮影 : 伊藤碩男     由井  英

音声 : 河合樹香

助監督: 中嶋美紀

音楽 : 姜 小青(中国古箏)
      千島幸明(篠笛)

ナレーター: 糸 博

語り : 小倉 美惠子

題字 : 永田 紗戀

版画 : 小林 奈那

編集/録音: アクエリアム

上映スタッフ: 吉江 志づか  大江純恵

デザイン: 熊澤正人+内村佳奈
        (POWER HOUSE)
      岩井友子

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『オオカミの護符』 上映情報!

上映会の情報はこちらから ↓ もちろん映写機です!.png

次回作のお知らせ!

「オオカミの護符」に続き、ささらプロダクション第2作目「宮前の講(仮題)」を財団法人トヨタ財団の助成を受け、現在、制作中。
 詳細はブログををご覧下さい。